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【アニメ感想】終末ツーリング 第1話「箱根」

1話「箱根」のストーリー

冒頭のシーンから、なんだか懐かしい日常が広がります。

ガソリンスタンドにバイクで乗り付ける、ライダースーツ姿の若い女性。

バイクはヤマハのセローらしいです。

セローは最近まで生産されていたけど、2020年に生産終了しました。

店員が「内燃機関のバイクは見るけど、キャブ車なんて今どき珍しいよ」と声をかけます。

まだ終末世界には見えません。

前日譚的なシーンなのかな、なんて想像が膨らみます。

バイクのアニメーションがなめらかで、動きが本当にいい感じです。

音楽も爽やかで、なんだか癒されます。

そんな中、さりげなくシーンが変わって、終末世界へシフト。

シームレスに転換して、「終末ツーリング」のタイトルが浮かぶシーンは美しいです。

まるで映画みたいなオープニングで、引き込まれます。

この世界で、バイクを運転するのは、ボーイッシュなショートカットの女の子、ヨーコ。

タンデムしてるのは、グレイヘアの少し幼い感じの女の子、アイリです。

二人は食べたことのないデザートの名前でしりとりをします。

なんだかほのぼのしてて、微笑ましいです。

二人はバイクで箱根に向かいます。

世界は荒廃した風景が広がります。

無残だけど、植物が生い茂って、美しくも見えます。

誰も人が見当たりません。

いったい何があったんでしょうか。

核戦争、パンデミック?

箱根に着きます。

バイクは電動みたいで、太陽パネルを広げて充電します。

荒廃した店内に侵入する二人。

食料はなさそうです。

ヨーコが店員になりきって、アイリにソフトクリームをすすめるんです。

目を輝かせるアイリ。

でも、そんなものはないんですよ。

「お子様には見えないソフトクリームです」ってジョーク。

騙されたと知って容器を投げ捨てるアイリが可愛いです。

機動戦闘車を見つけます。

補給物資のトラックを発見。

ヨーコが沢山のレーションを見つけます。

さて、この二人は何者なんでしょうか。

終末世界で、なぜ生き残れたのか。

画面の割れたスマホを見るシーンが気になります。

冒頭の女性がヨーコのお姉さんかな?

お姉さんの足跡を辿っているようです。

シェルターから出られなかったら、こんな景色一生見られなかったというヨーコ。

ということは、核戦争だろうか。

アイリは歴史に詳しいようです。

アイリが突然視線を感じたと言います。

戦闘車から視線?

エンジンが突然始動し、電子音声がしゃべり始めます。

暴走する戦闘車。

主砲を発射!

とりあえずバイクに乗り逃げます。

追ってくる戦闘車は車輪がついてるので、バイクより速いです。

アイリが止めると言います。

アイリが右手を伸ばし、何かつぶやきます。

手からビームを発射。

凄い爆発です。

アイリは人間じゃない?

終末前の光景がフラッシュバックするヨーコ。

この辺は少しずつ過去を掘り下げていく感じでしょうか。

意識を失っていたようです。

アイリはお腹すいて動けないと言います。

全身がロボットではないのかな?

転倒した戦闘車の中を見ると、自律戦闘プログラムだった模様。

白骨化した乗組員を見てヨーコは沈黙します。

人がいない世界で黙々と戦い続ける戦闘車。

旅もののアニメは多いですが、終末世界を辿るというアイデアは秀逸に感じます。

「箱根八里」を歌う二人。

♪箱根の山は天下の険♪

箱根海賊船「クイーン芦ノ湖」の残骸。

ひぐらしが鳴いています。

温泉に入る二人。

効能を述べるアイリ。

博識だね、アイリは。

過去の人々の暮らしがオーバーレイされます。

お姉さんと行った神社で、見たことのない世界を見たいと願っていたヨーコ。

この願いが聞き届けられたとすると、皮肉にも感じます。

断片的ですが、ヨーコの終末前の人生は回想から少しうかがえました。

お姉さんとの関係がクローズアップされていました。

一方、アイリについては謎が残ります。

一晩野宿して、翌朝。

太陽パネルでバイクの充電も完了。

次は横浜に向けて出発します。

考察

疑問に思った点を考察してみます。

原作を読んでいないので、純粋にアニメの内容を根拠にした考察です。

文明世界は何で滅んだのか?なぜ彼女たちは生き残れた?

いったい何があったんでしょうか。

核戦争、パンデミック、大地震、巨大隕石衝突などの災害が考えられます。

でも、隕石衝突だと地表がマグマで焼き尽くされるから、この美しい風景は残らないはずです。

途中、シェルターという言葉が出てきます。

どうやら核戦争のような事件があったと思われます。

戦闘車のAI音声も放射線量が高いと警告していました。

ヨーコとアイリの二人は、核シェルターに避難できたということでしょう。

では家族はどうなのか。

特にお姉さんがいないため、その点は気になります。

アイリは人間ではない?

アイリはいったい何者なんでしょうか。

アンドロイドのようですが、かなり人間らしいところもあります。

豊富で正確な知識はAIのようにも思われますが。

お腹がすいて動けないという発言は人間らしく思われます。

人間が食べる食料をエネルギーに変換できるということでしょうか。

非常に強力な右手の武器を持っているため、暴漢等の被害にあう心配はなさそうです。

 お姉さんはどうなったのか?

お姉さんの足跡を辿っている描写がありました。

お姉さんは戦争等で死んでしまったんでしょうか。

それとも生きている可能性があるのか。

 彼女たちの目的は?

旅を続ける彼女たち。

旅の目的は?その果てに何があるのか。

単に楽しんでいるのか、それとも何か探しているのか。

生き残っている人を探しているというのはあるでしょう。

特にお姉さんの足跡を辿っている点は気になります。

第1話まとめ

ぱっと見、かわいいキャラクターがのんきな旅をするアニメのように見えます。

でも、背後に深いメッセージ性を感じるところもあります。

時々過去がフラッシュバックして、断片的に終末前の情報が読み取れる構成も洒落ていると思います。

これからの展開が楽しみです。

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